第3章(課題、対策、適応)

①あがる

視野が狭くなっている 上下左右眼球を動かす 足裏感覚を身につける
自分の得意形、得意技の広げる 気合を大声で発する
〈10秒組手〉〈かけひき〉

②技が出ない 今だという時に技が出ない

相手の技を見過ぎている 足が止まっている 膝足首が固まっている
肩に力が入っている(肘から先に力が伝わらない) 手首プラプラパッ、プラプラグッ
〈間近、組手〉

③間合いを使えない

間合いのトリックを使う 構えを大きくしたり小さくしたりする 重心の位置を変える
〈出した技を審判がとってくれない〉

④技が極まらない

前足の踏み込みが小さい 肩に力が入っていて肘が伸びてない 呼吸が技と合ってない
引き手が小さい、短い

⑤自分のペースが作れない

返し技、崩し技が有効でない 出会い技が使えない 気合が小さい→「出あい技を蹴技でおさえる」

⑥技が単調になる

連続技を意識して使うようにする 相手と会話するように組手する

⑦間合いの取り方

技により間合いが違うことを理解すると、技や相手の動きが予想でき先手が取れるようになる

⑧いろいろな攻め方

先の先、後の先、後の先の先など行うために体内リズムを養う

⑨逆体対策

前後の足を一直線にそろえて構えると相手の優位性は落ちる

⑩ステップ

上下に飛ぶのではなく前後左右に移動して相手の体勢を崩すように働きかける。
タイミングをとるために行うと逆に相手に合されてしまう。

⑪気持ちの持ち方

勝つも負けるも相手があればこそ経験できるものであり、相手を敬う気持ちで試合に臨む。